ソアリング & セーリング日記 帆走会
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帆走会 


2018.08.12
Sun
13:45

1時過ぎからの帆走会には池田さん、川田さんに加え倉敷の前田さんが久しぶりに来られていて4人の参加。暑さとお盆前なので皆さん何かと忙しいようだ。私は預かって修理・改造を進めてきた蔵本艇54を試走。カーボン艇4艇でのレースとなった。
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今日の気温は34℃台で37℃を超えた先週より低かったが湿度が高いようで蒸し暑かった。集合写真は3時前に迎えに来られた池田さんの奥様に撮ってもらった。いつもありがとうございます。
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逆光なので西側からもう1枚。
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レースの模様も少し撮ってもらった。
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38前田艇が好調だった。
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池田さんは3時で引き上げて残った3人で4時過ぎまでレースを楽しんだ。

「全然走らん」とサジを投げていた蔵本艇を預かって施した改造の記録。(改造前はほとんど標準のまま)
・メインブーム後端のプラパーツに何箇所か穴を開け、アウトホールロープ位置をセールのドラフト(膨らみ)がフット(底辺)長さの約10%になるように調整。アウトホールロープは結び目がプラパーツにつくまでタイトに引いて固定。
・メインシートを柔らかいPEラインに変更。微風時にブームが開き易くなる。
・メインシート引き出し部にヒートンを追加。標準のスナップフックのままだと風速が変わるとブーム角度が変化する。
・ロッド式のブームバングをワイヤーとサルカンを使ったものに変更。微風時にブームが出やすくなる。ブームを出したフリー帆走時のセールのツイスト調整が容易になる。クローズホールド時にはメインシートの下向き力により自動的にツイストが減少する。
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・ジブブームはドラフト8%を目標に調整。ブーム後端のプラパーツ穴では調整できないのでブームを5mmほどカットした。
・ジブシート引き出し部にヒートン追加。
・ブーム後端にトッピングリフト用ピアノ線を追加。突き出しは4~5cm
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・ブーム先端にバランスウエイト追加。ブーム支点でジブセールを水平にした時にバランスするように重さを調整。約25gくらい
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・ジブハリヤードのスライダーの上5cmくらいの所にトッピングリフト用のスライダーを追加。(ハリヤードに輪を作っても良い)
マストのアイにトッピングリフト先端を固定するとマストステーのスプレッダーに引っかかり易い。
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・ブーム先端が不必要に長いので5cmほどカット。セールトップの開きが悪くなるので先端プラパーツの根本にハリヤード固定穴を追加。
・セールトップも不必要に長いのでハトメも含めてカット。新たに前方に寄せてハトメを打ち、セールを開き易くする。
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・バテンは0.3~0.4mmのプラ板をテーパーに切り両面テープでセールに貼り付ける。セールのリーチ側(後ろ)にテーパーの広い側を配する。実艇のバテンはFRP製で同じ幅だがリーチ側を厚くして剛性を持たせている。これによりリーチ側が幾分フラットになりセールカーブが翼型に近くなる。
・バテンの前後は薄い布テープで押えておく。これをしていないと強風時に剥がれてしまう。
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・デッキ上のウインチや舵輪、レールなどのスケールパーツは強風時にシートが暴れると引っかかる恐れがあるので全て撤去。取り付け穴やネジ穴には竹ひごや楊枝で塞ぐ。上から見るとメインセールのドラフトが10%以上ありかなり深い。微風時にはこれでも良いが要調整。(少し後ろの穴を使う)
・セールサーボのアームには2つ穴があるがシート端を内側穴に固定していたのを外側にしてシートの作動量を増やした。ランニング時にジブブームがほぼ直角になるまで開くようになる。
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・ラダーの効きが少し悪いと思う。強風になるとベア(風下旋回)できない事もあるのでラダー後端をFRP(裏表から1プライずつ)で5mmほど拡張。
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ポリパテを塗って水研ぎ、塗装して仕上げ。
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・トッピングリフト張力の調整。クローズホールド時のジブセールとメインセールの間隔(スロット)が上下で均等になるように調整。この写真はジブのリーチが上側で開いているので張力掛け過ぎ。バックステーを引くとこのスロットが狭くなるし、風速が上がると広くなる。私は風速3mくらいの順風レベルまではバックステーにほとんど張力を掛けない緩々セッテイングにしている。
・風速が上がってくるとスロットが開いてくるのでバックステーに軽く張力を掛け(マスト上部が少し後傾)トッピングリフトの張力は抜いていく。強風時には張力が抜けたトッピングリフトが暴れてスプレッダーに引っかかったりするトラブルもあるので場合によっては取り外すことも必要。
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こらはちょっとスロットがタイトな例。実際にはクローズホールドで走らせて前方からスロットの様子を確認する。
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・ジブ、メインともにハリヤード(上への引き上げロープ)の張力調整はラフ(セール前側)に縦シワができないように緩目にセットする。特に微風時には張力0としてセールは自重で垂れ下がるのに任せる。
以上 川上流の緩々セッテイングの例でした。
各自いろいろこだわりのセッティングがあると思います。抜けている着目点がある、私はこうしているよなど、コメントをいただければうれしいです。

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category: ヨット

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コメント


川上さん、ご苦労様です
No.54さん
標準のままでも調整次第で走りますが、
始めは調整の仕方が分からなく、走らないのが普通でしょう
速い方の艇はどうなっているのか、自艇と見比べたりするのも良いですが
相談するのが一番です
(川上ドックに入るのが一番かなv-290
セッティングで走りが全く違うことが実感できると思います

帆走が楽しくなるよう願ってます
【2018/08/16 13:47】
URL | 高山 #Jr4WCcEI *編集*

高山さん コメントありがとうございます。
大抵は速い艇の艤装を参考に ご自身で好きなように改造される方が多いのですが、工作が不得意か面倒な方もおられるようです。
54番さんもその一人でマストにセールをくっつけたり、ラダーハッチが分離したりで すっかりイヤになったようで長く放置していました。
せっかくいい艇を買ったのにもったいないと見かねて手を出してしまいましたが、これでレースに復帰してくれればいいかと思っています。
【2018/08/17 10:07】
URL | 川上です #ZK8I3X6w *編集*

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