ソアリング & セーリング日記 シーウインド川田艇整備
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シーウインド川田艇整備 


2018.05.24
Thu
16:09

日曜にラダーサーボが動かなくなった川田艇を預かってサーボ交換とメインセール艤装の復元を行った。他にも色々と気になる箇所を改造して木曜には完了した。
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今回で3度目の修理となる。これで当分はトラブルなくいって欲しいものだ。
ラダーサーボは裏蓋を開けて乾燥させたら動くようになったが、また浸水させて動かなくなる可能性がある。念のために新しい防水サーボ(トルク4.5kg・cm)を発注した。

メインセール 復元前の状態。ラフの芯ロープを抜きアルミパイプをテーピングし、ワイヤーを通してマストからオフセット。リーチにはフイルムを貼って1cmほど面積を拡大していた。セール面積拡大は建造規則違反だ。
マスト中央接合部が真っ直ぐにならないのを嫌ってマスト前側にアルミロッドをテーピングしてある。
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ベタつくテープを剥がし、ラフは元通り芯ロープを入れてマストのグルーブ(溝)に戻した。手持ちの芯ロープは柔らかいΦ1.2かΦ3の硬いものしかない。Φ1.2ではセールがグルーブから抜け、Φ3はかなり窮屈でセールが自重で落ちない。Φ2が適正だろうが川田さんへの宿題。マストは真鍮のU字形継ぎ材にエポキシ接着剤をぬって接合。折れ曲がりはなくなった。
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ここまでで作業完の予定だったがお節介で他にも色々と手を入れた。

まずラダー、川田さんに無くした原因を聞いたらネジが緩んでいたのか池に落ちたとの事だ。こんな板状の金属製ラダーを使っていた。面積は十分あると思えるがいかにも不細工だ。サーボが焼けた原因ではないと思うが・・・。京商にはラダーとキールがセットでパーツ設定されているので買えばいいと思ったのだが、どこの店にも在庫が無い。
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仕方がないので自作する事にした。5.5mmシナベニヤから形状を切り抜き。軸がΦ4なので板厚に対して余裕がなく、穴加工時にドリルが曲がって破れないようにΦ1.5から0.5mmずつ径を増やして最終Φ4.5とした。
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カンナやペーパーを使って一応翼断面らしい形状に削り込み。
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シャフトをエポキシ接着してFRP掛け。あまり厚くしたくないので1プライのみ。軸挿入部はもう1プライして部分補強を行った。
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ドレッサー、ペーパーで表面を整えて
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ポリパテ付け
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一晩置いて水研ぎ、仮に取り付けてみたが良さそうだ。
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塗装してラダー完成。

シブブーム周りを改造。標準長さのままではドラフトが浅いのでアウトホールを前向きに引っ張る糸が必要だったが、ブームを約4mmカットしてアウトホールロープのみで約8%のドラフトが取れるようにした。ブーム支点をサルカン+Sフック(S環)にしてジブの開きをスムーズにした。ジブ固定点(アイ)はウェザーヘルムを付けるため後方に反転していたが、強風時にウエザーヘルムが強くなり過ぎるのを防ぐため元位置にヒートンを追加。S環なので風速に応じて容易に位置変更可能。標準艤装のスナップフックによるジブシートの引出しでは風速によりジブ角度が変化するのでヒートンに変更。
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メインブーム周りの改造。シート引出し部をヒートンにし、ロッド式のブームバングをワイヤー式に変更。これによりブームの開きがスムーズになる。ワイヤー式の利点はフリー帆走時に合わせてバングの引きを緩めに設定できる事。この方が速いと思っている。クローズホールド時にはメインシートが下向きに引かれ一部バングの役目をすがロッド式バングだと突っ張る事になる。ワイヤー式バングだとメインシートの下向き力が増えると緩んでくれる。
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あとはメインシート、ジブシートを柔らかいPEラインに変更すれば微風時にブームの開きが良くなるが、これは川田さんへの宿題。地濱さん提供のプロポをPCに繋いでセールサーボのエンドポイントを120%に最大化。

おまけ:水抜き栓が無くなっていたのでラミン材丸棒を削って作成。ジブ固定点を反転した時のネジ穴も塞いだ。穴が開いたまま走らせたら浸水するはずだ。船台下側のつなぎ板が割れてぐらぐらになっていたのも修理。

最後に重量測定したらキール無し、ハッチカバー無し、標準サーボ、Ni-MH電池4セルの状態で1,713gもあった。参考までに私のABS艇は1,390g。キールが1,490gなので総重2,880g(サーボ、電池軽量化前は3,000g)。川田艇のキールを1,490gとすると総重は3,202gにもなり320gも重い! 以前に聞いた事がある津田さんのカーボン艇は総重2,613gだったので約600gも重い。ABS再販艇は余程樹脂を張り込んでいるようでかなり重い。皆さんカーボン艇を買うはずだなぁ。
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category: ヨット

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