ソアリング & セーリング日記 鶴市 アリゼ初飛行&ASW28復活

10/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30./12

鶴市 アリゼ初飛行&ASW28復活 


2014.09.28
Sun
11:00

2時頃から高山さんの新作機の初飛行に立ち会った。高山さんが密かに製作していた機体はスカイ モデリングのAlize V2(アリゼ2)だった。
スパン2.9m、重量1.28kg、翼面積62.4dm2、翼面荷重20.5g/dm2  との事。バルサリブ組でもこんな大きな機体ができるんだと言うのが正直な感想。翼厚も薄く、翼根で6~7%に見えた。最近流行りのリブをバイアス配置にする事でねじり剛性も十分だ。これは飛びそう!
s140928033.jpg
もうひとつ、南條さんのASW28も無事復帰飛行を果たした。
s140928050.jpg
舵角、重心チエックのあと、いきなりモータONでも行けるかなと思ったが、「まずはグライドテストをする」と、慎重な姿勢の高山さん。私が手投げを請け負った。
s140928035.jpg
何か不測の事態があったら「グラウンド北端の草むらに突っ込んで」と言い伝えて北風に向かって投げる。
s140928038.jpg
s140928039.jpg
安定した滑空だ。
s140928041.jpg
そのまま草に突っ込めばいいと思ったが、ついアップを打ったようだ。
s140928043.jpg
失速しない。
s140928045.jpg
高いぞ!ブレーキ!
s140928046.jpg
あ~あぁ、越えてしまった。
s140928047.jpg
機影が草むらに消え、コンと軽い音がした。河原へ回収に下りると、キャノピーが外れてはいるが大きな損傷はないみたいだ。
s140928049.jpg
良く見ると左翼付け根前縁Dボックス部に凹み。ノーズから着地した際に慣性で主翼が前に移動。カンザシで拘束されているので水平に回転するように動いて前縁部に強い圧縮力がかり表皮が座屈したものと思われる。
ss140928049.jpg

続いて南條さんのASW28の復活飛行。前回の初飛行では過電流で上空でモータ停止したので今回は慎重に電流値を確認。南條さんが予め家でアンプを40Aから60Aに交換して前回のモータを回すと短時間で焼損したとの事。急遽他機のモータとペラを付けたら電流値は20Aほどだったそうで、ちょっと非力だ。ペラを1サイズ上げると42A。ちょっと電流が多いが短時間なら大丈夫だろうとテスト飛行にかかる。尾翼軽量化によりノーズウエイトを2個除去。
s140928051.jpg
s140928053.jpg
s140928055.jpg
s140928057.jpg
何とか押し出した。
s140928058.jpg
無事復活飛行したものの、ちょっと突っ込み気味で、かなりトリムアップが必要だった。
s140928059.jpg
s140928063.jpg
s140928061.jpg
私と千葉さんが見守り、高山さんが撮影。
s140928066.jpg
s140928065.jpg
一旦下ろすことにした。
s140928064.jpg
旋回半径が意外に大きく、西土手寄りの進入となった。
s140928067.jpg
ノーズウエイトをもう1個除去してもまだトリムアップが必要だった。さらに重心を後ろにするのはちょっと不安なので水平尾翼後部に厚紙をかまして主翼仰角を増やして妥協点を探した。私が代わって感触を見たが、まあこんな所か。左にロール癖があり、かなりトリム修正し、可怪しいなと思って下ろしてみるとラダーがぐらぐらでオフセットしていた。ラダーの下端が胴体より少し下に出ていて、着陸時に地面と接触、ラダーヒンジが抜けかけたようだった。とりあえず復活飛行ができて良かった。

高山さんの点検の結果、アリゼはスパーに損傷はなく、自身の手でモータを回して再発航。
s140928070.jpg
軽々と上昇していく。パワーユニットはE-max BL2220 1200KV 12×6ペラとの事だった。
s140928072.jpg
いい滑空だ。
s140928073.jpg
エアブレーキテスト。
s140928074.jpg
s140928075.jpg
s140928076.jpg
一旦着陸。
s140928077.jpg
s140928078.jpg
私も触らせてもらった。
s140928079.jpg
上昇パワーはまずまず。モータOFFしたらサーマル反応。サーマルオフセットにして旋回しながら南に流してくると、いきなり かなりの高度に達した。中々いいじゃない。
s140928081.jpg
スピードオフセットにして突っ込んでみたが
s140928083.jpg
さすがに軽量のリブ組機ゆえ
s140928086.jpg
速度は出ない。 
s140928087.jpg
下ろしてオフセットを見てみたら ほんの僅か。もう少しキャンバーを変化させたら と言ったら、「すぐには無理。持ち帰ってゆっくり設定する」との事だった。高山さんのプロポはサンワでフラップ付き翼とVテールの機体は初めて。自力で良くここまで設定できたものだ。
s140928088.jpg

続いて先週カンザシが折れた南條さんのミニ フォックスの復活飛行。
s140928089.jpg
s140928090.jpg
これは問題なく飛んだ・・・ が、上空で何かが分離、ヒラヒラと落ちてくる。大勢の目があったので、草むらに落ちたキャノピーをすぐに発見できた。良かったですね。
s140928091.jpg

Alizeとの比較のため、私はアートホビーのSerenityを持ってきた。Serenityのスパンは2.5mだが、手前に置くと大きく見えるでしょう。植本さんが来ていてここは光が悪いと言う。
s140928092.jpg
日向に出して植本さんのこだわりで撮ってもらった。
s140928093.jpg
こっちの方がいいかな?それにしてもSerenityはほとんど上半角が無く、ぺったんこな翼だなぁ。
ちなみにSerenityの翼面積は48.5dm2、重量1040gなので翼面荷重は32g/dm2。アリゼの1.5倍くらいの翼面荷重だ。
s140928094.jpg
ついでにスケール 3機の 揃い踏み(植本さん撮影) ASW28との比較で持ってきた機体はReiher。スパンはASW28とほぼ同じ2.5m、翼面積38.5dm2、重量980g、翼面荷重25.5g/dm2。スケール機としては非常に軽くて良く浮く機体だ。ASW28は翼面積28.5dm2、重量1.6kg、翼面荷重は何と57.2g/dm2!南條さんの機体は何kgになったかな?
s140928095.jpg
アリゼの発航に続いてSerenityを発航。飛びを比較する。
s140928106.jpg
何だか上昇が悪いし、右に取られるなぁ。
s140928107.jpg
モータを止めると滑空は普通だ。
s140928109.jpg
2機をフレームに入れてもらう。
s140928110.jpg
Serenityでアリゼを追う。
s140928113.jpg
s140928114.jpg
s140928115.jpg
s140928118.jpg
着陸。
s140928119.jpg
アリゼはアンプのブレーキ設定が解けたようでペラが回りながらの着陸となった。
s140928123.jpg
Serenityのノーズが変。スピナーが下に落ちている。モータマウントの接着が剥がれていた。どうりで上昇が悪いし、ブーンと言う音が出ていたのが納得。整備不良、飛行前点検が足りませんなぁ。
s140928124.jpg
高山さんはすっかりアリゼの飛行に魅せられたようで、アーバンと比べ、どっしりした安定感もあり、安心感が違うとの事。バイアスクロス配置のリブによるねじり剛性向上、少し大きい翼面荷重と薄翼で風に強く、フラップによる確実なブレーキがいいのかな?そう言えば4月の高知サーマル大会の電動オープン級にはアリゼが3機出ていた。
s140928111.jpg

千葉さんの電動機の飛行。
s140928096.jpg
s140928099.jpg
s140928100.jpg
s140928102.jpg
s140928104.jpg

Reiherを飛ばして・・・
s140928126.jpg
s140928127.jpg
最後にTopSky
s140928134.jpg
最近サーマルに恵まれなかったが、今回は何とか150mほどの高度を得た(残念ながら高度記録がない)
s140928137.jpg
高山さんも最後はお手軽ハンドランチアルーラ。
s140928153.jpg
s140928155.jpg
5時過ぎまで談笑して鶴市を撤収。飯田飛行場へStorchのキャノピーを探しに行くと言う私に南條さん、高山さん、植本さんが付き合ってくれた。残念ながら2週間前のことゆえ見つからず、諦めがついた。自作しよう。皆さんありがとうございました。
スポンサーサイト

category: グライダー

trackback(0) | comment(4) | 記事編集

go page top

« 鶴市  | h o m e |  第72回蓮池レガッタ »

コメント


初飛行お手伝いいただきありがとうございました。
AlizeV2 思っていたより良かったです。
グライドテストですが、初飛行の緊張感と思ったよりエレベーターが良く効き、浮きあがってしまった。
草むらを超えた時にモーターONで上げてしまえば良かったと反省。
(次回への教訓です)
あと、スピードモードのスイッチを間違っていました(笑)
いずれにしても各フライトモード設定については再挑戦です。
また楽しい機体が1機増えました。
【2014/10/01 12:21】
URL | 高山 #Jr4WCcEI *編集*

アリゼ いい機体ですね。
F3B、F3J、F5Jなどを知り尽くした新階さんのこだわりの作品だと思いました。
アーバンより、いろいろと いじり甲斐のある機体だと思いますよ。

まずはVテールのホーンを長くする事をお勧めします。
そしてエルロン→ラダーミキシング量をもっと増やす(50%くらいか?)といいと思います。
エルロンを操作しても曲がらない、曲がらないと思って 少し切り過ぎてグラリと効く感じが改善されるでしょう。


主翼キャンバーももっと大胆に付けて試してみましょう。
強風時にはバラストの搭載も考えたらいいでしょう。
【2014/10/02 09:18】
URL | 川上です #ZK8I3X6w *編集*

高山さんのアリゼはゆったりと大人の風格があり川上さんの助言で益々飛ばしやすくなることでしょう。

さて、川上さんのセレニティー、モーターマウントの脱落寸前で回収でき幸運でしたね。
国交省、事故調でいうところの重大インシデントに該当する案件ですよ。
最悪、モーター脱落→アウトオブコントロール→墜落!!になったかも。
ホビーの世界でも1件の重大事故の陰には29件のヒやり、ハットがあるというハインリッヒの法則が当てはまりますね。
他人事でなく私もこれからは始業点検を徹底しなくては。
【2014/10/02 13:28】
URL | 南條 #- *編集*

南條さん コメントありがとうございました。
セレニティのモータマウントはすでに再接着完了しました。
バックマウントなのでモータを付けたまま後方からだけ接着し、前側は省略し、エポキシ接着の上からシリコン接着剤で補強していたのですが剥がれていました。
今回は後方から接着したあと、モータを外して前方からマウントを見ると胴体に密着してなく隙間だらけ。詰め物をして丁寧にエポキシ接着したので今度は大丈夫と思います。手抜き施工はダメですね。
構造・形状から見てバックマウントは脱落の心配はないのですけどね。

手数をお掛けしたシュトルヒのキャノピーはきっぱり諦めて新規に製作。かなり複雑な形状で手こずりましたが何とか完成しました。
シュトルヒは十二分に速度を上げてから離陸させるのが課題。フラップや前縁ストラップがあるのでゆっくり飛ぶと思うのは勘違いで50g/dm2以上の翼面荷重がある事を意識して飛ばす必要がありますね。
【2014/10/03 08:54】
URL | 川上です #ZK8I3X6w *編集*

go page top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://kawak0073.blog40.fc2.com/tb.php/1089-a5998361
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top